マイナンバーカードと保険証
2023/06/19
みなさんニュースでご覧になってすでにご存じかと思いますが、マイナンバーカードと健康保険証が一体化するという法案が可決されました。
去年からマイナンバーカードは病院で健康保険証の代わりに使えるようになっていましたが、健康保険情報を照会できる身分証明書という立ち位置でした。
安全書類の扱いとしては、健康保険の情報を確実に確認できるものとして健康保険証を採用していましたし、今も変わりありません。
ですが健康保険証とマイナンバーカードが一体化するとなると、健康保険の情報確認はマイナンバーで行うとして。
厚生年金は?雇用保険は?と社会保険全体も一本化していくのだろうかと思案しています。
私の先輩はながらくシンガポールの住んでいますが、あちらではカラオケの予約から病院の診察、税金関係まで全てマイナンバーカードでできるから便利だよと話していました。アメリカでも社会保障番号(ソーシャルセキュリティナンバー)というものがあり、戸籍制度の無いなかで社会保障の受領者を特定するためのものです。税金申告や年金の管理や個人のIDとして利用されているので口座開設や免許取得等でも使われています。
確かにマイナンバーでいろんな手続きが一本化できれば便利だし、個人的にはどうせ一本化するならシンガポールまでになったらいいなと思います。
ただ日本はとにかく動きが遅いので、シンガポールみたいにすべて一本化というところまで行くにはまだまだ長い道のりなんだろうな・・・とも思います。