打ち上げ成功
2023/09/07
今日はトレンドに乗っかります。
種子島のロケット打ち上げが成功しましたね。
鉄腕アトムは2003年4月7日に生まれたことになっていますが、生誕(完成?)20周年を記念して、
今回のHⅡA 47号機の打ち上げとタイアップしているようで、元宇宙飛行士の野口さんのツイートでも「鉄腕アトムの打ち上げおめでとう」とありました。
3回の打ち上げ延期を経ての、念願の月面探査機とX線天文衛星を載せての月面着陸を目指します。
ついに日本のロケットが月に・・・!
月面探査機「SLIM」が月面に着地するのは4~6か月後とのこと。来年の1月から3月くらいですね。
それまで楽しみに朗報を待ちたいと思います。
種子島というところはいろんな好条件が重なってロケット発射台に選ばれたというのをタモリの番組でやっていたのを思い出しました。
しかもその好条件というのが地球単位で形成されているあたりロケット発射台というスケールにふさわしくてグッと来た記憶があります。
ロケットの発射は地球の遠心力を利用するそうです。遠心力は赤道に近いほど強くなる(重力が弱くなる)ため、日本の中では赤道に近い種子島が選ばれたそうです。
ロケットは発射された後、加速のために地球の自転を利用して東に向かうので東に海が広がるということも好条件だったようです。
アポロ11号を打ち上げたケネディ宇宙センターも同じ理由でケープカナベラルに設立されたそうです。
それと、種子島と言ったら火縄銃ですよね。
火縄銃(鉄砲)を伝えたポルトガルの船は種子島の岬に漂着したんですがこれは黒潮の影響によるものと考えられています。
そして火縄銃はそのまま種子島で作られることになりました。
何故かというと、種子島は近海の火山活動によりできた砂鉄が黒潮に乗って運ばれてきたので鉄が豊富だったのが大きいと言われています。
そして火縄銃を作る際にまさにボトルネックになったのがネジ。
雄ネジ(ボルト)は作れても雌ネジ(ナット)の作り方がわからなかったのですが、のちにポルトガル人から教授されます。
今回もですがロケットには大小数万個、もしくはそれ以上のネジが使われます。
その原点が種子島にあったというのはなんとも感慨深い気持ちにさせられます。
ちなみに私がなぜこんなにロケットの打ち上げに詳しいかというと、好きな漫画にケープカナベラルが出てくることとタモリ好きということに起因しています。
さて、これではトレンドに乗っかって自分の偏った知識をミーハーに書き連ねるだけになってしまうので、
次回はロケット発射に絡めた安全対策などを徒然なるままに書いていこうかと思います。