着陸成功

去年の9月に書いた「打ち上げ成功」というブログ内でも取り上げた、HⅡA４７号機通称「SLIM」が月面着陸に成功したとニュースで報じられました。

一言でいうと胸アツです。

①着陸時の姿勢が狙い通りではなかったため、機体に搭載された太陽電池の発電が出来ない

➁バッテリが切れる前に着陸時の画像とデータを地球に送信、受信に成功

③太陽電池パネルが西に向いているため、太陽光の向きが変わることによる電池復旧を待つ

 

宇宙で、しかも月面で起きている事とはいえ、なんだか親近感がわいてしまうのは私だけでしょうか。

 

今回の月面着陸を地上の出来事に言い換えるとこんな感じかと思います。（あくまで私の主観です）

 

①着陸時の姿勢が狙い通りではなかったため、機体に搭載された太陽電池の発電が出来ない

　→出張等で初めて行く地方のホテルに赴くも自前の充電器を忘れてしまい、ホテルが貸し出しているスマホ充電池を借りるが規格が違う

 

➁バッテリが切れる前に着陸時の画像とデータを地球に送信、受信に成功

　→バッテリが切れる前に客先担当者（または協力会社等）に待ち合わせ場所と時間、最低限必要な情報を送信・確認した後バッテリが切れる

 

③太陽電池パネルが西に向いているため、太陽光の向きが変わることによる電池復旧を待つ

　→待ち合わせ場所の近くで発見したコンビニで充電器を購入し、待ち合わせ時間までギリギリ充電させてもらい電源が入る状態になるのを待つ状態

 

といったところでしょうか。

 

インフラの代替がきく地上でもただでさえ綱渡り感があるのに、それ以上の想定外トラブルが月で起きるなんて

メンタルが強くないと宇宙飛行士になれないというのは納得ですね。

いや、無人探査機でこれなのですから宇宙プロジェクトの関係者の方々の忍耐力はすごいなと思います。

 

電源が復旧してまたニュースが更新されるのを楽しみに待とうと思います。

ちなみに画像はSORA-Qです。